歯周病治療(歯槽膿漏)

歯と歯ぐきの構造

歯は、歯髄、象牙質、エナメル質という3層構造で、歯根膜をクッションにして歯槽骨や歯ぐき(歯肉)などに支えられています。

歯と歯ぐきの構造

歯は、血管や神経の通っている歯髄、それを取り巻く象牙質が中核をなしていますが、歯ぐきから出ている部分(歯冠)はエナメル質に、歯ぐきに埋まっている部分(歯根)はセメント質に覆われています。

歯根は歯根膜をクッションにしてアゴの骨の一部である歯槽骨に植わっています。歯槽骨が破壊されるくらいに歯ぐきの炎症が進むと歯を支えきれずに、ぐらついたり抜けたりしてしまいます。

歯周病とは

歯を支える歯ぐきなど歯の周囲に起こる病気です。歯の土台の病気ですから、進行すると歯がぐらつき、ついには抜けてしまいます。

歯を支える歯ぐきが炎症を起こし、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)が深くなるとアゴの骨の一部である歯槽骨が徐々に破壊されます。

厚生省(現・厚生労働省)の調査(注)によりますと、歯周病の予備軍にあたる人は10人に7人いることがわかりました。 (注)平成11年歯科疾患実態調査

歯と歯ぐきの構造

歯周病の原因

歯周病菌といわれる細菌が原因です。

歯と歯の間や歯と歯ぐきの間に食べカスが残っているとそれを栄養源として細菌が増殖し、歯垢(プラーク)という細菌の塊が歯の表面にへばりつきます。

これを放っておくとプラークは石のように硬い歯石になり、さらにプラークがつきやすくなります。

スピロヘータ(歯周病菌)

歯肉アメーバ(原虫)

プラークの中の歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こし、歯周ポケットをつくります。

炎症が進んでポケットが深くなるとアゴの骨の一部である歯槽骨が破壊されはじめます。

歯周病菌は空気を嫌う菌なので、空気の少ない歯周ポケットに集まります

歯周病の進み方

歯肉炎が起きたときからはじまっています。

プラークや歯石を放っておくと、歯周病菌の影響で歯ぐきが赤く腫れあがってきます。炎症が歯ぐきにとどまっている状態が歯肉炎です。

炎症が進み歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)ができるほどになると歯周炎と呼び、歯槽骨の破壊がはじまります(軽度)。ポケットが深くなると歯槽骨の破壊が進み歯がぐらつきはじめます。

(中等度)。歯根のほぼ全体が露出するほど歯槽骨が破壊されると、歯が自然に抜けてしまうこともあります(重度)。

歯周病の進み方

歯周病の治療方法

プラークコントロールを毎日続けることが治療の第一です。

プラークコントロール原因となっているプラークを取り除くプラークコントロールが治療の基本です。
歯と歯の間は歯間ブラシ、もっと狭い隙間はデンタルフロスなどを補助器具として使います。

歯みがきで取れない歯石は歯科医院で専用の器具を使って除去してもらいます。
重症になると外科手術が必要になることもあります。

※出血や腫れがひどい場合は、抗菌薬を塗布したり内服することもあります。

歯周病の予防方法

歯みがきの習慣と規則正しい生活が歯周病を予防してくれます。食べたらみがくという習慣をつけることです。

ポイントは正しいブラッシングでプラークを取り除き、歯周ポケットをつくらないことです。

また、不規則な食生活、偏食、喫煙などの生活習慣を改善することで抵抗力が高まり歯周病の悪化を防ぐことができます。

※入れ歯など義歯は、普段から清潔に保ちましょう。

PMTCで歯周病予防

歯科医院の専門家によるプラークコントロールをPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)といいます。歯科医師や歯科衛生士が行うお口のクリーニングです。

歯の表面はつるつるになります。歯ブラシのとどきにくい歯と歯の間、歯と歯ぐきの間なども専用の器具で徹底的に清掃します。

仕上げにフッ素を歯の表面に塗り、虫歯菌や歯周病菌から歯と歯ぐきを守ります。これで歯周病の進行を抑え、予防することができます。

 

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